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春のお部屋探し
春にお引越しをされる方は「入学」「就職」「転勤」が主な理由かと思います。
この時期はその件数が非常に多く、賃貸の不動産業界は「繁忙期(はんぼうき)」で、良い物件は争奪戦となります。
勿論、春に退去する空室も増えますが、それ以上に入居希望者が居ますので繁忙期は良さげな物件はどんどん決まっていきます。
昔(といっても結構昔です)は実際に部屋が空いてから入居募集を開始していたのですが、
今は、入居者からの退去予告が有ったらスグに募集を開始します。
広告には「〇月〇日空室予定」というふうに表示します。
※勿論、まだ入居者が居ますので内覧はできません。
しかし、内覧しなくとも物件は決まっていきます。
もう一つ、春の繁忙期に関係する慣習で良く耳にする「家賃スライド」というものがあります。
「家賃スライド」は札幌発祥と言われておりますが、今では全国区になったようです。
家賃スライドとは、契約開始時から任意に定めた期間(数ヶ月)遅れて賃料の支払いが発生するという契約条件です。
例えば、3月末頃に入居したいと考えている人が前年の12月に居たとします。
通常は、契約日から家賃が発生するので12月に希望のお部屋が有ったとしてもスグに契約すると、
12月~翌年2月までの3カ月分の家賃を払い続けなければなりません。
そこで、12月に契約をしても家賃の支払いは翌年3月からという条件を設定します。これを「家賃スライド」といいます。
全ての物件が適用されるものではなく、大家(又は管理会社)さんが承諾した物件限定となります。
※詳細はお部屋探しをお願いする不動産業者へお問合せ下さいませ。
KEI社長
「家賃スライド」、助かりますね。
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