(じゅうたくろーんはたん)
「住宅ローン」の返済ができなくなること。ローンのリスクが顕在化し、家計が成り立たなくなることによって生じる。失業などによって返済金を賄えなくなる場合のほか、返済額の過多など元々のローン内容に無理があって返済不能になる場合がある。
住宅ローン破綻に陥ると、担保に供されている自宅が競売に付される場合があるなど大きな負担が生じ、家計の再編成等に迫られることになる。
住宅ローンは、借入金額が大きく、日常生活のなかで返済し続けなければならない借金であるから、その利用に当たっては、長期にわたって、毎月、相当額の金銭を返済する義務を負うことを確認し、それに伴う各種のリスクを慎重に検討する必要がある。