マンション高層階に住むメリット
高層階は快適で住み心地が良いし場合によては非日常的な気分を味わう事もできます。
更に、究極のアーバンライフを満喫できます。
以下ではタワーマンションに居住した場合のメリットをまとめてみました。
高層階のメリットその1:マンションの高層階は絶景が広がるパノラマビュー
高層階、特に最上階のマンションの最大の魅力は、間違いなく美しい景色です。
高層階からの眺望は、広々とした開放感とともに、都市の風景や夜景、海や山を一望できることが魅力的です。
また、天気が良い日には、遠くの山々や街並みを望むことができ、リラックス効果も抜群です。
窓へ視線を移すと、一瞬で春夏秋冬の景色が目に飛び込んできます。
そして、朝は朝日を見る事ができ、夕方は夕日を楽しめます。夜になると、都心の夜景を眺める事ができます。
高層階のメリットその2:静かな生活空間
最上階に住むことで、下の階からの騒音や振動が軽減されます。また、高層階は道路や駅からも離れているため、外部からの騒音も気になりにくくなります。そのため、より静かで落ち着いた暮らしを送ることができます。
高層階の有るタワーマンションは構造的に壁・天井・床や窓の厚みが一般的なマンションよりも厚く設計されている事が多いのも遮音性能が高い理由の一つです。
高層階のメリットその3:プライバシーが守られる
高層階に住むことで、窓からの視線が気にならないため、自然光をたっぷり取り込むことができます。また、周囲からの視線が気にならないため、カーテンを開け放って過ごすことができ、開放感を味わえます。
高層階の有るタワーマンションでは一般的なオートロックよりも高度なセキュリティシステムが導入されています。
例えば、オートロック(AL)のインターホンで呼んだ部屋からALが開錠されて入館した場合、エレベーターに乗って行き先フロアのボタンが押せるのはALを開錠した部屋と同じフロアのみです。他のフロアへは行けないようになっています。そして、タワーマンションは1階には居住スペースが無く、非常時以外は階段室へも入れない為フロア移動はエレベーターのみです。したがって、外部からの入館者は目的フロア以外へは行けない仕組みとなっています。
これにより、一般的なオートロックよりも更に厳重なセキュリティが施されていますので無関係な人物が簡単に入館できません。
高層階のメリットその4:タワマンならではの設備
タワーマンションには、しばしば特別な設備が用意されています。
例えば、屋上ガーデンやプライベートテラス、屋上プールなどが設けられていることがあります。
これらの設備を利用することで、タワーマンション居住者だけの特別な空間を楽しむことができます。
マンション高層階に住むデメリット
マンションの高層階についてはメリットばかりが注目され、良いことづくめな表現が目立ちます。
しかし、全くデメリットが無いかというとそうでは有りません。
以下で説明するデメリットを許容範囲とするか否かでタワーマンションの選択に大きく左右しますので、慎重に検討して下さい。
高層階のデメリットその1:風の影響
高層階、特に最上階は風が強いことがあります。というか、間違いなく風は強いです。
特に、台風や強風時には、窓やバルコニーに対する影響が大きくなります。バルコニーには出られないと思います。
その為、一般的なマンションで良くある洗濯物のバルコニー干しが難しいです。
そもそも、バルコニーでの洗濯物干しができないマンションも有ります。
その場合、浴室乾燥装置を使ったり、洗濯物乾燥用の器具を使用する必要があります。
また、風の強い時は窓を開けると部屋の中に強風が入り込み家具家財等が破損する可能性も有ります。
高層階のデメリットその2:温度変化
高層階は、冬場は寒く夏場は日射量が多いため暑い傾向があります。
タワーマンションは適切な断熱対策等を施していますが、快適な室内環境を保つ為には部屋内はエアコンの設置が必須と考えます。
中低層のマンションであれば、夏の暑い日でも窓を開けて室内に風が通れば涼を得るができますが
タワーマンションでは窓を開けて風通しを良くして暑さを凌ぐというのは現実的では有りません。
高層階のデメリットその3:維持管理費用
高層階の有るタワーマンション、設備や独自のサービスが充実していることから、維持管理費用が高くなることがあります。
主な設備やサービスとしては「アスレチックジム」「宿泊可能ゲストルーム」「入浴(温泉)施設」「サウナルーム」「岩盤浴」「カラオケルーム」「シアタールーム」「ミーティングルーム」「屋上BQエリア」「屋内プール」「屋上プール」「バー施設」「酸素バー施設」「ペットグルーミング室」「ペット足洗い場」「洗車施設」「電気自動車用充電施設」「コンシェルジュサービス」「レンタル自転車」「レンタルキャンピングカー」挙げればきりがないほどです。
これらの設備やサービスを利用しないからといっても維持管理費用が割引されることは有りません。
したがって、自分が利用しない設備やサービスが多く実装されているタワーマンションでは支払う維持管理費用が割高となってしまします。
物件代金や賃料の他に管理費等がかかる事を考慮して予算に見合った物件を選ぶことが重要です。
高層階での暮らしを快適にするコツ
最後に、高層階(最上階)での暮らしをより快適にするコツをいくつかご紹介します。
高層階での暮らしを快適にするコツその1:室内環境の最適化
エアコンの設置とカーテンで、自然光や室温を最適化しましょう。
高層階では、中低層階よりも夏は暑く、冬は寒いのが特徴です。
遮熱シートや遮光カーテンを利用することで、室内温度を快適に保つこともできます。
高層階での暮らしを快適にするコツその2:インテリアの工夫
開放感あるインテリアを取り入れることで、高層階ならではの眺望やプライバシーを活かした暮らしが楽しめます。
例えば、大きな窓に合わせたカーテンや、視線を遮らない家具を選ぶことがポイントです。
また、調光機能付きの照明器具を使用する事で夜の夜景を楽しむ事もできます。
地震等に備えて、家具家財の固定もしておくと良いでしょう。
高層階での暮らしを快適にするコツその3:コミュニティづくり
タワーマンション住民同士のコミュニケーションを大切にしましょう。
共用施設を利用したイベントや、住民同士の交流を通じて、より充実のある暮らしを送ることができます。
また、近隣住民との関係性も大切にすることで、互いに助け合いながら安心して暮らすことができます。
高層階での暮らしを快適にするコツその4:セキュリティ対策の強化
タワーマンションは一般的にセキュリティが高いとされていますが、万全を期すためには、自分自身での対策も大切です。
例えば、玄関内部に来訪者用の防犯カメラを設置したり、窓にセンサーを取り付けるなど、個別のセキュリティ対策を行いましょう。
高層階での暮らしを快適にするコツその5:災害対策を万全に
高層階での暮らしでは、災害に対する備えも重要です。
地震や台風などの自然災害に備えるため、非常用持ち出し袋や防災グッズを用意しておきましょう。
また、避難経路や避難所の情報を確認しておくことも大切です。
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